『万葉の人びと』(1981年、新潮文庫)とおなじく、『万葉集』について親しみやすいことばで解説している本です。
『万葉の人びと』が、主として歌人ごとに解説がなされているのに対して、本書ではテーマごとに章立てがなされています。「万葉風土学」を提唱している著者だけあって、モノクロとはいえ多くの写真が文章に添えられており、その歌の詠まれた風土に対する理解を踏まえながら鑑賞することの重要性が示唆されています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学研究・批評
- 感想投稿日 : 2020年9月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年9月6日
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