『経済学を学ぶ』(ちくま新書)の続編で、マクロ経済学の基本的な考え方を分かりやすい言葉で解説しています。
難解なマクロ経済学ですが、本書ではほとんど数式を使わず、定性的な記述で押し通しているので、一気に読み通すことができます。むしろ、立ち止まってしまうところがないために、どこがポイントなのか分からなくなってしまうのが本書の問題ではないか、と思えてしまうようなところがあります。
『経済学を学ぶ』と同様、すべての人に役立つ内容だと思いますが、とはいうものの、前著に比べると若干ですが、強硬なリフレ論者として知られる著者自身の主張がにじみ出ている度合いが強いように感じます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
政治・経済・社会
- 感想投稿日 : 2017年2月15日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2017年2月15日
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