ニャル子たちにせがまれてゲーム・センターに寄り道をした帰り、とつぜんニャル子たちの姿が消えてしまいます。しかも、真尋の母の記憶からも、ニャル子たちの存在がなくなってしまっていました。驚く真尋ですが、そこにイス香がやってきて、ニャル子たちがいなくなった原因を告げます。何者かが過去を改変したために、ニャル子たちの存在を消してしまったというのです。こうして真尋は、過去の改変がおこなわれた、ニャル子の子どもの頃へとタイム・スリップして、過去を正史に戻すとともに、ニャル子たちの存在を消し去った犯人を追います。
「ニャルラトホテプの消滅」的なパロディかと思って読み始めたのですが、ヨグソトス先生の胸ポケットのフィギュアという伏線まできれいに回収されていて、ちょっと感動しました。
ニャル子宛のラブレターが今回の伏線だろうと予想したのですが、これは著者の目論見にまんまと引っかかってしまったということでしょうか。最後の真尋とクー子のやりとりは、やっぱり「はい、ハズレ」ってことですよね。ちくしょー。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
少年向けライトノベル
- 感想投稿日 : 2014年9月26日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年9月26日
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