ナチスドイツ占領下のチェコスロバキアの英雄達のノンフィクション。
前半は、チェコを統治した冷徹なハイドリヒというナチスドイツ官僚の話。
後半が、犠牲を厭わず、母国のために暗殺をする若者たちの話。要するに本当の特攻隊。
正義の暗殺者vsナチスドイツの極悪人という単純な構成ではないのが良い。
チェコと同じ占領下であったフランス国民てある著者が、創作の悩みを読者に語り、描いた構成が、説得力、共感などを盛り上げる。
ノンフィクションであり、私小説のような独創的な文学作品。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年10月23日
- 読了日 : 2018年10月23日
- 本棚登録日 : 2018年10月23日
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