昭和29年に出版された犬にまつわる随筆をクラフトエヴィング商會がアレンジした文庫本。「エッセイ」ではなく「随筆」といわざるをえない、犬好きとして有名な?川端康成や志賀直哉らによる格調高い代物です。
全体的な印象としては、今の犬は恵まれているというか、昭和初期の犬はまず番犬であり、野良犬も多かったという時代背景に軽いショックを受けつつ、人と動物の関わりというか、息づかいが感じられる一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
DOG
- 感想投稿日 : 2011年12月31日
- 読了日 : 2011年12月31日
- 本棚登録日 : 2011年12月31日
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