迷路のような宿を探検しようと温泉を旅したタマキングの旅日記。
そんなに動き回らず、観光なんかちっともしないでずっと宿でゴロゴロしていたって構わないと、旅の心構えが変化してきたゆるい旅。
温泉なら、ずっと宿にいてもいてもいいのではないか?とはじまった温泉巡りはあちこちレアな場所ばかり。
温泉シロウトのタマキングの観察眼と素朴な疑問が全開です。
温泉のあれこれについて、私も多くの疑問や違和感を持っていました。
温泉ならではの文化や風土、温泉だからする行為。
みんな気にせず、平気なんでしょうか?と自分なりに思うことがありました。
すると、タマキングは常々私が思っていたことを次々口にしてくれている。
次第にタマキングが温泉文化の奥深さに惹かれていくように、私も読むうちに温泉はいいなぁと思ってしまったのだから、ただのお気楽な旅日記にとどまらないのかもしれません。
旅した温泉地や宿はとてもユニークで楽しめました。
おっさんになってもタマキングはとてもいい!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月10日
- 読了日 : 2012年8月10日
- 本棚登録日 : 2012年8月10日
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