初の裁判員制度による公判が開かれたばかりの時にちょうど予約が回ってきました。裁判の進行などがすごくわかりやすいなんて思いながら読んでいたのですが、事件にだんだん引きこまれていきました。詳しくは書きませんが、被害者の家族、加害者の家族、裁判員の家族、どれも思いあたるような、どこか実際にいておかしくない設定です。そんな家族のありようが人ごとではない様に思えて真剣に読んでしまった。哀しい気持ちになったけど、作者の心遣いがあり、読んでよかったと思いました。
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- 感想投稿日 : 2009年8月7日
- 読了日 : 2009年8月7日
- 本棚登録日 : 2009年8月7日
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