主人公は小学5年生の高梨優太。
母子家庭で、親戚も無い。
秋のある日突然引っ越すことになった、母の実家。
今回初めて、そこが母の実家であることを知った。
群馬県横川駅から少し歩いて別の駅から一両編成の電車に乗った。…こんな電車って、本当にあるんですか?
ブザーを押して降りるのを知らせて小竹ノ駅で降りる。母の子供のころからすでに利用者のほとんどいない駅。…この駅はそりゃ創作でしょうが、ブザーで停車してもらう電車ってあるんですか?
とにかく、そんな田舎の駅を中心に起きる、人と妖の不思議で優しい出来事を通じ、成長する男の子のお話。
児童書の文庫化なのかと思ったのだけれど、この作者さんのほかの本の表紙とか見てると、この本だけ、異色なんだろうか。まあ、いいお話です。
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年6月28日
- 本棚登録日 : 2019年6月27日
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