歌に私は泣くだらう: 妻・河野裕子 闘病の十年

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  • 新潮社 (2012年7月20日発売)
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 和田たんぽぽ読書会にて語り合う。OTさんは、短歌は難しかった、生きる事を赤裸々に描いてあると述べた。忍耐強い夫であり、息子がフォローしていると、自分の体験を含めて語った。
 TKさんは、2回、興味のある所は3回、読んだそうだ。夫婦に愛憎がありながら、支え合い高め合う、同志・ライバルだった所に感銘したようだ。
 僕は、2歌人の出会いから死別までを描いた、永田和宏の「たとへば君」(文春文庫)のある事と、この2冊は「伊勢物語」等の歌物語に通じる所がある、と述べた。
 IYさんは、闘病史、家族史と読んだ。永田和宏の能力、体力、維持力を讃えた。
 ATさんは、短歌を読むのは好きだが、詠まないとの事。自分が先に死んだら夫はどうなるのだろう、との共感を示した。
 MMさんは、かつてアララギ系の歌誌「柊」の会員だった事、また夫との相聞歌があると述べて、皆の拍手を受けた。今もある献詠を続けているとの事。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ集
感想投稿日 : 2019年11月13日
読了日 : 2019年11月13日
本棚登録日 : 2019年11月13日

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