炎の蜃気楼シリーズ/番外編 Exaudi nos アウディ・ノス (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (1996年12月25日発売)
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本棚登録 : 222
感想 : 15
3

炎のミラージュ初のハードカバー本。
本屋さんでいつものコバルトの棚に本がない!と、ドキドキして買った記憶が…。
こちらは文庫化されたものです。
なんだかなつかしいな〜

「アウディ・ノス」
換生後の高耶さんと出会う前の直江さんのお話。
まず、直江さんは24歳でベンツを乗らないでほしい…。
今生の色部さんが登場する数少ない話ではないでしょうか。
橘家の方々も登場しています。長兄の照弘さんがすてき!なんやかんやで末っ子っぽい直江さんもかわいいなあ。
ハードカバー発行当時本編はちょうど「火輪の王国」くらいで、高耶さんが直江さんに対して並々ならぬ執着をみせてたころなので、それと対をなすかたちの直江さんの高耶さんの確執にしんみりして読んだ記憶が。
色部さんも言っていましたが、直江さんは高耶さんと会わないでいた方がよかったのかもしれない。

「GOLD WINNER」
夜叉衆お休みの日の回。
いや、仕事をしているんですけど、なんだか皆で競馬を楽しんでいるイメージが強いです。
直江さんと高耶さんもぎすぎすしてないし、よい回だー。
名台詞「あなたは駄目ですよ、高耶さん」も読めます。

「夜を統べる瞳」
女王様景虎さまの回です。
ワインとか!夜景とか!ドキドキしてよんだなあああ
今読むとこれはなんの同人誌なのかと…。
このころやたら直江さんが「支配」「服従」ばっかりいってたので、つまりSMか!と納得していたように思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年10月12日
読了日 : 2011年10月12日
本棚登録日 : 2011年9月11日

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