くいいじ 上巻

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年11月26日発売)
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本棚登録 : 750
感想 : 99
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(2018/10/4読了)
文庫化されたのを見て気になってた本。私が図書館で借りたのは、文庫でもなく、こんなに可愛い装丁のではない本。だけど、発行と上下巻に分かれていることが同じ。
「くいいじ」というタイトルに惹かれたのは、自分も食べることが好きというより、くいいじが張っていると思うから。作中に、童話のおおきなかぶから、力を合わせることを学ぶところ、安野さんは食べ物としての大きなかぶを記憶しているという。ヘンゼルとグレーテルの話で、パン屑やお菓子の家に気持ちが傾いていた私と重なる。
さらに、食べ物のことを考え出すと止まらなかったり。
安野さんはお料理下手と謙遜されてるけど、安野さんが下手なら、私の作っているものはお料理ではない。やっぱり、食べ物の本を出す人は、お上手なのだと思います。
続けて下巻を読みます。

(内容)
どうにも止まらない自らの「喰い意地」を描いた、安野モヨコ初の食べ物エッセイ集。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: あ行の作家(あい)
感想投稿日 : 2018年10月4日
読了日 : 2018年10月4日
本棚登録日 : 2018年10月4日

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