(2018/10/4読了)
文庫化されたのを見て気になってた本。私が図書館で借りたのは、文庫でもなく、こんなに可愛い装丁のではない本。だけど、発行と上下巻に分かれていることが同じ。
「くいいじ」というタイトルに惹かれたのは、自分も食べることが好きというより、くいいじが張っていると思うから。作中に、童話のおおきなかぶから、力を合わせることを学ぶところ、安野さんは食べ物としての大きなかぶを記憶しているという。ヘンゼルとグレーテルの話で、パン屑やお菓子の家に気持ちが傾いていた私と重なる。
さらに、食べ物のことを考え出すと止まらなかったり。
安野さんはお料理下手と謙遜されてるけど、安野さんが下手なら、私の作っているものはお料理ではない。やっぱり、食べ物の本を出す人は、お上手なのだと思います。
続けて下巻を読みます。
(内容)
どうにも止まらない自らの「喰い意地」を描いた、安野モヨコ初の食べ物エッセイ集。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
あ行の作家(あい)
- 感想投稿日 : 2018年10月4日
- 読了日 : 2018年10月4日
- 本棚登録日 : 2018年10月4日
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