読むだけですっきりわかる世界史 近代編 コロンブスから南北戦争まで (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 D こ 2-8)

著者 :
  • 宝島社 (2011年1月12日発売)
3.29
  • (4)
  • (18)
  • (17)
  • (6)
  • (3)
本棚登録 : 379
感想 : 9

 「今までに、世界史をほとんど学べなかった…」「複雑な世界史、ざっくりおさらいしたい!」そんなあなたにおすすめの1冊です。
 本書は『読むだけ』世界史シリーズの第3弾(全4冊)。世界史の中でも各国の関係が複雑になってくる大航海時代~アメリカ南北戦争までの流れが、わかりやすく解説されています。本書の特徴は、最初から最後まで、読者に話しかけるような文体で書かれている点です。用語を羅列するのではなく、ストーリー風にテンポ良く語られていくので、「その出来事がどうして起こったのか」「次の世代にどんな影響を与えたのか」ということがすっきりと頭に入ってきます。この本を読んで歴史の流れを理解した後に、気になる箇所を他文献で深堀してみる、という使い方もお勧めです。
 私自身、高校で世界史を選択できなかったことが心残りで、数年前に本書を手に取りました。「近代編」1冊の中でルネサンス、フランス革命、ナポレオン戦争、アメリカ独立戦争…など大事件が次々起こり、この後どうなっちゃうの?を繰り返しながら一気に読み終えました。そして「近代編」を読み終わった後は、最終巻の「現代編」を読みたくなること間違いなし。最終巻を読み終えた際には、大冒険を終えたような達成感を味わえることと思います。
(ラーニング・アドバイザー/生物資源 UEHARA)

▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/opac/volume/1842451

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 人文科学(哲学、歴史、心理、文学、言語など)
感想投稿日 : 2022年12月8日
本棚登録日 : 2022年12月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする