学習の目的や内容に応じて、天井のある勉強・天井のない勉強など、表によって整理し、各々の象限についての取り組み方を記載したのが主な内容。特に印象に残っているのは、筆者がパターン化して述べている批評家についての部分。
「2番目は「永遠の真理型」批評です。これは「常識的」と言われる大人にありがち。やれ「長期的な視点に立て」だとか、やれ「相手の立場になって考えろ」といったー「その通りです」と言わざるを得ない、「永遠の真理」ばかりをいうタイプ。確かにご説ごもっともなのですが、「だから?」と首を傾げたくなるときがしばしばです。」
行政改革のトップだったからこそ、この種の批評が多かったのだろうし、このようなパターン化を考えるに至ったのかと感じる。
ハウツー本としてより、著者がどのような思考で1日24時間を費やしているか等、を垣間見ることができる点で★4つ。
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- 感想投稿日 : 2014年4月12日
- 読了日 : 2014年4月10日
- 本棚登録日 : 2014年4月12日
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