ザ・昭和な本格推理小説。
嵐の山荘的な設定だけど、登場人物が出入り自由という。
そのうえ、探偵が最後の最後まで登場しないというのも面白い。
色々伏線はあるのに、トリックには全然気付けなかった。
(私にはいつものことだけど(笑))
個性的な人物ばかりで、どの学生にも感情移入できないから、かえって誰が犯人か分かりづらかったので、最後まで気をそらさずに読めてよかった。
最近の小説も好きだけど、こういうまさしく昭和な作品も色あせないのが素晴らしい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2016年9月4日
- 読了日 : 2016年9月4日
- 本棚登録日 : 2015年7月29日
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