STEINS;GATE3 境界面上のシュタインズ・ゲート:Rebirth (角川スニーカー文庫 ん 2-1-3)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年1月31日発売)
本棚登録 : 228人
感想 : 18件
2012/05/27
【好き】アニメ版シュタインズゲートを紅莉栖視点で進行させる小説、最終巻の第3巻。 紅莉栖が知ることの出来なかった本編内容を、岡部が回想で語り補う方法は、仕方ないとは言えダイジェストぽくてあまり面白くなかった。 とはいえ、前巻でのいろいろな疑問は解消されたので良かった(笑) 第8章・因果律のメルトは、フェイリス大活躍のドラマCDの内容をプラスしてβ世界線に移る直前まで。 紅莉栖の心情がよく語られていていたので面白かった。 第9章・循環輪廻のカーラチャクラはオリジナル。 β世界線へと移動している間のほんのわずかな時間内に、β世界線の執念オカリンとα世界線の紅莉栖とのあったかもしれないやり取り。 妄想とか夢に近いので本編からは若干浮いてるかなーと思わないでもないが、執念オカリンと紅莉栖を会わせるという設定が気に入った。 終幕・境界面上のシュタインズゲートは、時間軸を7年後の鈴羽誕生に併せてあったので、オカリンの長い旅が、あぁ本当に終わったんだなと思えた。 だからこの巻はReverseではなくRebirthなのね…なるほど。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一般活字(アニメ/乙女)
- 感想投稿日 : 2012年5月29日
- 読了日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月29日
みんなの感想をみる