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- Amazon.co.jp ・本 (693ページ)
- / ISBN・EAN: 9784890134489
作品紹介・あらすじ
これ1冊で科学的心理学の全体像がわかる!心理学入門書の新バイブル!!
感想・レビュー・書評
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Hunt (1993) は,ヴント,ジェームズ,フロイト,パブロフ,ピアジェなど心理学草創期に活躍した人たちを「心のマゼランたち」と呼んだらしい。思うに,これ以降も心理学には,心理学の外の学者が大きな影響を与えることの方が多く発生している。
第1章は「直観の危うさ」に関する記述から始まる。これ,有斐閣アルマの『心理学研究法』の導入と同じ。ある程度は納得するのだけど,結局,直観と対峙させる「答え」がどこからもたらされたものかで,この論法はうまくいったりいかなかったりする。質問紙法は回答者による「あまり深く考えすぎない(つまり直観)」で出されたものの集合が研究知見そのものになっていくのであるから,「そりゃそうだろ!」というしょーもない研究になりやすいことは事実。
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心理学なんて誰もが知っていることを書きくだして業界用語で繕っているだけだと考え,「だから新しい点はどこよ――給料をもらって凝った手法であんたが証明しようとしてることなんて,おれの祖母さんだって知ってたぜ?」と言う人もいる。(p.13)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【配置場所】工大特集コーナー【請求記号】 140||M
【資料ID】11501063
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