ラッセルシリーズ中、一番好きかもしれないこの作品。
読み切り作品って当然のことながら、登場人物が主役以外一見さんなわけで、感情移入しにくかったりするんですが、この作品は前作からマフムードとアリーが連投。
彼らによってもたらされた事件をラッセルとホームズが追っていくので、読みやすかったです。
相変わらずのびっちりと書き込まれる時代背景や舞台設定、その隙間にちょこちょこっとあるアリー&マフムードと、ホームズ夫婦の信頼に満ちた遣り取り(もっとも、最初はそれどころじゃないわけですが。むふふ。)とか、ホームズとラッセルのいちゃいちゃ(フルターかかってますか。かかってますよ。)とか。
他にも魅力的な登場人物が多数出てきて、とても楽しめました。
ボリュームもたっぷりだったしね!
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カテゴリ:
海外ミステリ
- 感想投稿日 : 2009年3月3日
- 本棚登録日 : 2009年3月3日
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