シャーロック・ホームズの愛弟子 5 公爵家の相続人― (集英社文庫)

  • 集英社 (2006年9月20日発売)
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本棚登録 : 38
感想 : 4
5

ラッセルシリーズ中、一番好きかもしれないこの作品。

読み切り作品って当然のことながら、登場人物が主役以外一見さんなわけで、感情移入しにくかったりするんですが、この作品は前作からマフムードとアリーが連投。
彼らによってもたらされた事件をラッセルとホームズが追っていくので、読みやすかったです。

相変わらずのびっちりと書き込まれる時代背景や舞台設定、その隙間にちょこちょこっとあるアリー&マフムードと、ホームズ夫婦の信頼に満ちた遣り取り(もっとも、最初はそれどころじゃないわけですが。むふふ。)とか、ホームズとラッセルのいちゃいちゃ(フルターかかってますか。かかってますよ。)とか。

他にも魅力的な登場人物が多数出てきて、とても楽しめました。
ボリュームもたっぷりだったしね!

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリ
感想投稿日 : 2009年3月3日
本棚登録日 : 2009年3月3日

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