もう15年くらい前に提案された『テストプロセス改善』モデルであるTPIについて書かれた技術書。
このTPIですが、あまり知名度はないですよね。ソフトウェア品質の仕事に携わっている人くらいしか知らないのではないでしょうか?
でも、よく考えられているモデルです。今回、諸事情にて手に取ることになって、試してみたのですが、テストプロセスについて色々気づくことがありました。
惜しむらくは、改善を謳っている割に、改善案がプア(っていうか、改善案は自分で考えてねというスタンス)。
あとは、オランダ生まれなので、自分の担当する開発プロジェクトに照らし合わせての読み替えが大変ですね。
それらさえ乗り越えられれば、とても有効なモデルだと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
一般教養(IT関連)
- 感想投稿日 : 2013年5月16日
- 読了日 : 2013年5月16日
- 本棚登録日 : 2013年5月16日
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