20200611
ブロックチェーンを複数の論客がさまざまな視点から解説した本。2016年刊行でまだまだ発展途上のブロックチェーンであるが可能性を感じさせる技術である。
先ずは、信用といった情報価値を担保する金融領域で応用されたのは疑念がないが、IoTといった商業の取引などにも応用されていく将来が見える。
ゼロトラスト、つまり信用を担保しなくても成立するシステムである事から、既存の金融機関や政府機関、書類保存から統治システムのあり方まで社会の全てを変えるインパクトがある点にインスピレーションを感じる。
コンサルタントとして概論および技術論からE2Eの応用まで対応できる知見を深めたい。
//MEMO//
ブロックチェーンの外観を学ぶために
今までキャッシュレスやフィンテック入門書で浅く外観していたが、より深ぼるための本
サトシナカモト
Peer to Peer=分散型
オープンソース
ブロックチェーン技術応用
→スマートコントラクト
→IoT
→Distributed Autonomous Organization
・中心に契約やシステムがあり、自立運営
ブロックチェーンとは
=結果として整合性を保つ
=インターネット上に価値を流通させられるようになる
=ゼロトラストシステム
マイニング
①ソロ
②プール
マウンドゴックスは破綻したけれども、ビットコイン技術は破綻しなかったとはどういう事なのか?
ビットコインのスクリプト言語
・マルチシグ
・ライトニングネットワーク
金融に止まらずにあらゆるビジネスの取引、契約の形を変えていく
→社会のあり方も変えるインパクトがある
Proof of Workの設計
Proof of Stakeの設計
- 感想投稿日 : 2020年7月4日
- 本棚登録日 : 2020年6月8日
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