ここ最近では一番のヒット。
面白かった。
阿らない。最初から最後まで一貫してぶれてない。
ディズニーがこれ作ってたらもっと万人受けする感じになってたんだろうなとも思うし、それはそれで面白そうとも思います。
でも、これは最後もハッピーなのかどうか観る人の捉え方次第だし、
仮にそれが幸せ(バーナビスコリンズとジョゼットの)としても
それ以外の人々はどんだけ不幸になったんだよっていう、
いい意味での後味の悪さ、苦みを残します。
それをあえて苦みを残したまま貫いてきたあたりに粋を感じます。
何より、バーナバスがいわゆる”純愛”みたいなところに走らないのが非常にいい。
ヤッて、殺しちゃってる。
よくよく考えてみると、元凶はバーナバス!?
でも、だからこそ最後は呪いも解けずこういう終わり方だし、
ホフマン博士も目を覚まして更なる波瀾を予感させるのかな。
とにかく、面白かった。
ただただそれだけです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年10月14日
- 読了日 : 2012年10月14日
- 本棚登録日 : 2012年10月14日
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