楽天イーグルスの野村監督が、自身の経験に基づいて一流とはどういうことなのか、二流とは何が違うのかをプロ野球チームにおけるエースを例に挙げて説いている。野村監督の人生論、組織論とプロ野球選手の数々のエピソードが散りばめられている。
内容的には、氏のこれまでの著作と被るところが多いので、それらを読んだ人には目新しさはないかも。とはいえ、往年の名選手から楽天のマー君まで、紹介されているエピソードは野球好きにはたまらない。
日本代表監督は未練があるようで、本書の中でも言及している。長嶋氏、王氏は別格としても、その次は自分という自負が感じられる。北京オリンピックの星野氏はともかく、WBCの原監督には納得がいかないのだろう。一野球ファンとしても、野村日本代表監督は見てみたかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2019年1月3日
- 読了日 : 2009年2月17日
- 本棚登録日 : 2019年1月3日
みんなの感想をみる