社長である父の急病を機に銀行マンから経営者に転身した主人公がコーチングを受けながらリーダーに成長していく様子を描いている中で、リーダーに求められる行動を紹介している。
実話を基にしているということだが、それにしてはうまく行き過ぎという感じがしないでもないストーリーに思わず惹きこまれてしまう。
(これも読者にモチベーションを持たせようという著者の意図?)
その中で、主人公がぶつかる問題に対してのどういう意図でどのようなコーチングを行うか、そして主人公がどう考えて結論を導き出すのかがわかるようになっていて、参考になる。
一方で、主人公が意識を変えたり、行動に移したりするに至る過程の詳細な描写は多くはない。ここが一番のポイントだと思うのだが、やはりそこは実際にコーチングが必要ということかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年1月3日
- 読了日 : 2007年1月7日
- 本棚登録日 : 2019年1月3日
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