昭和46年、新館への建て替えを経た東京会館。緊張で肩を震わす舞台女優、東日本大震災の日、直木賞授賞を知らされた父子…。東京会館の歴史を下敷きとした、優しさと慈しみに満ちた物語。
ハートウォーミングな話ばかりのがやや鼻についたものの、上巻と違って舞台が現代になったため、親近感が得られた。いま東京會舘は改修中のため、本作で描かれた建築様式などを目視できないのが残念。
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- 感想投稿日 : 2017年6月16日
- 読了日 : 2017年6月16日
- 本棚登録日 : 2017年6月15日
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