感動作。涙が止まらなかった。恋愛もので人が死なずに、ここまで感動するものは中々ないのでは。恋愛だけでなく、松岡と寛末の仕事のキャリアの対比が明確で、仕事が辛い人にもすごく刺さる内容だと思う。日高ショーコ先生の挿絵も素敵。
松岡がいい男すぎて、上手くいかない恋が読んでいて本当に辛く切なかった。完全ヘテロだった寛末の友情から恋愛になる切り替わりが早いけど、恋愛とはこういうもので、何かのスイッチでその人が急に愛おしく感じるようになるんだろうと感じた。後半の間接タバコのシーンは秀逸。
途中の切ない展開をずっと見ていたからこそ、最後に2人が結ばれる展開はこちらまで幸せな気持ちに。もっと甘々な彼らを見たかったなあ…2人の未来に幸あれ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年5月2日
- 読了日 : 2021年5月2日
- 本棚登録日 : 2021年5月2日
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