雨宮処凛さんの平易な語り口。原発反対の立場から書かれた本。内容には大体賛成。多少偏っているかとは思う。ソースが朝日新聞や毎日新聞で、原発推進派の読売新聞なんかは入ってない。反原発本だから当然か。
原発の是非は正直決めかねる。ただ、動かすなら最低限の対策も考えなくてはいけないと思う。想定外でしたでは、済まされない。都合の悪いことは隠蔽するなんていう不誠実は、小さくない犠牲を強いる原発問題において許されることじゃない。
また、日頃から引っ掛かっていた「食べて応援」のことも書かれていた。
お上は、人々の目を欺いて矛先を変えさせようとしてるんだ。歴史上でもよくあること。
「応援」とか「絆」とか口当たりのいい言葉に思考停止していいのだろうか?
読書状況:読み終わった
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本
- 感想投稿日 : 2013年6月14日
- 読了日 : 2013年6月14日
- 本棚登録日 : 2013年6月14日
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