コールタールを見るたびこの本を思い出す。
寿行節による皮肉たっぷりの動物パニック小説。読めば鼠の生態にめちゃくちゃ詳しくなれるだろう。
数十万の鼠に肉を食い破られる描写がとにかく気持ち悪い。人よりも、飼ってる牛が食われる描写が強く悲しい。食欲が失せてしまう。
便器を這い登ってあそこを齧るドブ鼠…おちおちトイレにも篭れやしない。
続きが気になる人は「滅びの宴」へ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
9 文学
- 感想投稿日 : 2021年5月14日
- 読了日 : 2016年9月30日
- 本棚登録日 : 2021年5月14日
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