スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房 (2010年6月30日発売)
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本棚登録 : 921
感想 : 92
5

人工生命、男女の分断、病人を隔離した豊かな自治区……と、要素盛り盛りなところがとても良いですね。全部乗せで贅沢だけど世界観にのめり込んでどんどん先を読みたくなっちゃう。
ヒロインの揚羽がいちいち感情重い子で可愛い。
水先案内人の置名草や「クラスメイトの女の子」として作られた人工妖精の在り方も切なくて……でもきっと、彼女たちは不幸せではないんだろうな。複雑。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Kindle
感想投稿日 : 2021年7月15日
読了日 : 2021年7月15日
本棚登録日 : 2021年2月3日

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