人間がきのこに寄生されて、共生するのが当たり前の世界。
かなり奇妙で奇怪な設定だけど、登場人物たちがみんな「この世界はそういうもの」という前提でいるせいか漂う雰囲気は呑気で穏やかなような。
むしろこれって現実よりも理想的な世界なのでは……って錯覚しちゃうよね。怖いね!
物語を楽しむというより、色々な人ときのこの関わり合いのワンシーンごとを味わう小説。
読書状況:読み終わった
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紙で所持
- 感想投稿日 : 2023年3月6日
- 読了日 : 2023年2月25日
- 本棚登録日 : 2022年11月7日
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