トウェイン完訳コレクション 不思議な少年44号 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2010年8月25日発売)
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舞台は印刷技術が発明された欧州。教会が独占した知識が複製可能になったとき、印刷工の前に謎の少年が現れ、呪縛を小気味よく撃っていく。ユーモアな作風とそれを支える鋭い批評精神に驚く。完全なる原本が改訂新版で文庫化。

確かにカート・ヴォネガットらSF作家に多大な影響を与え、時間旅行の言及もあるから、「SF」というジャンルに置かれがちですが、そう簡単なものでもないのじゃないのかなと(加えればSFも読み捨てではないという意味で)。人間とは何かという一つの探究だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アメリカ文学
感想投稿日 : 2012年8月7日
読了日 : 2012年8月7日
本棚登録日 : 2012年8月7日

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