これで、2冊目の貫井徳郎さんの作品。
前回かなりどよ~んとした余韻に懲りたのに、
また借りてきてしまった。
そしてあいかわらずどよ~んとなる。
タイトルどおり、一家殺人事件の被害者を語る証言録、
その証言だけで話は展開していく。
出てくる人たちが、あまりにも救いようがないぐらい
愚かな人たちで読むのはつらいけど、
うまく組み立ててあるので、
ついつい先が気になって読んでしまった。
感想を一言で言うなら、
「慶応大学を見る目が変わった」に尽きる。
どういう意味か気になる人は、ぜひ読んでみてください。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2010年7月12日
- 読了日 : 2010年7月12日
- 本棚登録日 : 2010年7月12日
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