どーなんだろーなー。
私は「仕事する」という意味では「クリエーター」ではないので、月ちゃんの気持ちは本当によくわかるし、「クリエーター」という人たちの、なんつーか、ノーテンキなまでのエゴというのか、本当の意味でリアルに根ざさない、現実(やらなくちゃいけないこと)と理想(やりたいこと)への苦悩とかってのに「けっ」と思ってしまうのですが、それは一端で、「クリエーター」ってイキモノに対する嫉妬なんだなぁというのもわかっている。
そういう凡人の苦悩というのは、誰にも理解してもらえないんだろうね。
と、この手の漫画を見て、いつもココロが苦しくなる。
願わくば、妙に理想主義的な、「やりたいことやって楽しいぜ! イエー」的な、単純なオチにはならないでほしいなあと思うのですよ。
才能の前には、「そんなこと」は瑣末なのかも知れないけれど、そういう人が沢山いてこそクリエーターが活きる、ということも描いてほしいんだ。心から。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
青年漫画
- 感想投稿日 : 2010年2月7日
- 読了日 : 2010年1月26日
- 本棚登録日 : 2010年1月26日
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