キャリアを形成する上で、知識やスキルだけでは不十分である。その時の環境や運も必要である。そして、残念なことに、多くの本が示すような高学歴で有名企業を渡り歩くキャリア構築は、ほとんどの人が自分には適用できないという前提がある。
その上で、年収1000万を獲得するためには、戦略が必要である。戦略にあたり、事業規模ごとにどのくらいの年収をもらっているかを確認することが必要である。事業規模以外にも、一人当たりの粗利益で大体の水準がわかる。ただ、個人的な感想として、電通の給与が高いのは月に300時間働いているからで、労働力に比例すると思う。それだけの仕事がある会社が、大企業なのだと思う。
さて、いきなり稼げるわけではもちろんなく、見習い、ワーカー、スペシャリスト、ブランドマネージャー、CMO、CEOというステージがあるのが一般的である。いずれにしても、高い専門性か、独自の専門性か、供給より需要を上回る専門性で勝負したほうが良い。
次に、年収が低い会社で働き、転職しないのは、その差分は今の会社の良好な人間関係に払っていると捉えることができる。
自分を買ってもらうために周りを見渡すと、開発力の需要が高い。そこに注力するのか、他の何かで食べていくのか。
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- 感想投稿日 : 2020年3月3日
- 読了日 : 2020年3月3日
- 本棚登録日 : 2020年3月3日
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