慈雨 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2019年4月19日発売)
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感想 : 464
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「警察やめますか?人間やめますか?」
究極の二択…

刑事を定年退職して、過去の償いも込めて、お遍路さんしてる。(心は刑事のまま…)
でも、そのお遍路してる最中に、幼女殺人…過去の冤罪だと思っているのに関連が!
冤罪に絡んだ元同僚と元部下現場で捜査開始!自身は、奥さんとお遍路さんしながら、連携して、四国と現場との二元同時中継で話は進む。
上層部の意向もあって、冤罪と思われるものに、目を瞑ってたけど、自身も元同僚(年下やけど階級は上)、ずっと被害者の幼女の夢を見る。やっぱり、自身が是としない事するとあかんねんな。

お遍路さんが終わりに近づくと時を同じくして、事件も良い方向へ…
人間をやめない選択で、痛手は大きいけど、良い夢見れそうな感じ(^_^)v

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月12日
読了日 : 2021年11月12日
本棚登録日 : 2021年11月12日

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