損しない人のほめ方の法則 (角川oneテーマ21 C 199)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング (2011年3月10日発売)
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本棚登録 : 43
感想 : 7
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臨床心理士の方の書かれた本でした。

褒められたときに、本当に褒められたことが気持ちよかったことと、逆にほめられたことがなんだか居心地の悪い気がしたこと、体験したことがある人は多いと思います。

居心地の悪いほめ方、というのは、その裏に隠された本心、「メタメッセージ」があり、それが伝わってしまう、ということがよく分かりました。褒めるときには、相手をコントロールしようという意図があると相手はそれを敏感に感じ取ってしまうのですね。

褒めるときは、褒めたいことを本心からほめることが大切なんだなと思いました。

本の中にあった言葉ではっとしたのは、「叱ることも、ほめることも、その目的は人を育てること」(p.100)と、「やらない善よりやる偽善」(p.171)
です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 心理学
感想投稿日 : 2013年4月16日
読了日 : 2013年4月16日
本棚登録日 : 2013年4月16日

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