梁塵秘抄 (ちくま学芸文庫)

著者 :
  • 筑摩書房 (2004年10月7日発売)
3.45
  • (3)
  • (13)
  • (15)
  • (0)
  • (2)
本棚登録 : 96
感想 : 10

◆きっかけ
俵万智『本をよむ日曜日』で以下のように紹介されていて。
「遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん 遊ぶ子供の声聞けば わが身さへこそゆるがるれ 好きな歌はと聞かれれば、まず第一にこれである。『梁塵秘抄』の歌は、どれもしらっと冷めた感じと、きゅっとせつない感じが融けあっていて、そこに惹かれる」「言葉の魔法にかかってみたい人にはおすすめしたい1冊だ。 そしてその秘密がどこにあるのかを、知りたくなってしまった人のために、西郷信綱版『梁塵秘抄』がある。 ただしこの本は、種あかしではない。言葉の一つ一つから時代背景までが大切に読みとかれ、歌を唄っていた人たちの声が聞こえるところまで、私たちを連れていってくれる——そんな本だ。 『梁塵秘抄』は手品ではなくて、やっぱり魔法なのだなあと思う。」

→遊びをせんとや生れけむ…何かのドラマか小説かで出てきて、響きが好きで頭に残っていた歌だ。梁塵秘抄は前から気になっていたのでますます読みたくなった。
2017/1/21

→何かのドラマって大河ドラマの平清盛だ!本書のしのさんのレビューを見て思い出した。2017/1/21

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年1月21日
本棚登録日 : 2017年1月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする