二人のそっくりな女…からさらにもう一人の女が加わる事によって、状況が思わぬほうへと転がっていく様がおもしろい。
漁火と篝火の二人で出来上がった、美しく聡明で豪胆で淫乱な女が壮絶でした。
若く荒削りな主人公が、自分よりずっと上手の相手に挑む復讐劇も楽しいです。
歴史的事実との辻褄合わせがいつもうまくて、最初に出てきた予知能力が最後の結末にこういった形で関わってきたのが意外でした。
だれもかれもがかっこよかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
忍法帖シリーズ
- 感想投稿日 : 2011年4月26日
- 読了日 : 2011年4月26日
- 本棚登録日 : 2011年3月20日
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