サンドウィッチは銀座で (文春文庫 ひ 20-3)

  • 文藝春秋 (2013年7月10日発売)
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本棚登録 : 992
感想 : 72
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さすがだな、平松さん。
流行り廃りの激しい「いいね!」スポットの紹介なんかとは全然違う。
歴史の重みに文学的要素まで加わった、本当においしい店を、とびっきりの表現で書き綴っている。
しばらく前の出版なので、それらの店が現在あるかどうかはわからないが、後追いで店に行く、と言う楽しみ方は不要だと思う。
この一冊を読むだけで、じゅうぶん満足できて、思わず「ごちそうさまでした」と言いたくなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月5日
読了日 : 2019年11月4日
本棚登録日 : 2019年11月5日

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コメント 2件

やまさんのコメント
2019/11/07

文海胡さん、こんにちは。
フォローありがとうございます。
文海胡さんて「ふみこ」さんと読むのですか。
また何故ですか?
今後とも宜しくお願い致します。
やま

文海胡さんのコメント
2019/11/08

やまさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。
文海胡(ふみこ)の由来ですが、本名の「文子」に旧姓から「海」、二胡という楽器をやっているのでそこから「胡」の字をあてました。
元々は川柳系をやるときのペンネームです。
「文海胡」をエゴサーチすると、「胡文海」という中国人がヒットするんですが、大量殺人の犯人だそうです。
やまさんは時代物をずいぶんたくさん読んでいらっしゃいますね。
そしてお料理関係も。
食べ物の美味しさを表現できる作家さんには憧れます。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

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