『戦国大名』の『外交』に関する書籍を読んでいたはずなのに、なぜか現代の政党間交渉みたいなものを思い浮かべて読むことが多々あった。やはり、政治的風土ってのはこの頃のものからいろいろと引き継いでいるのかなあ?
あと、書状に取次(宿老or側近)の添え状が必要とか、『戦国大名』って西洋的専制君主とはほど遠い、『御家の代表』なのね。このあたりは事務次官の発言で裏付けが必要な軽い大臣の発言が思い浮かんだ。そして、取次の役割の重要性と、取次が所属大名では無く、交渉相手と一体化して暴走する事例等を見ると、本能寺の変の解釈も一周回ってまた変わるなあとか、いろいろと興味深く読めたので、また時をおいて読み直してみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ソフトカバー
- 感想投稿日 : 2018年10月14日
- 読了日 : 2014年9月27日
- 本棚登録日 : 2018年10月14日
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