小説フランス革命 2 パリの蜂起 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2011年10月20日発売)
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議会が切り捨てられようとする中、ミラボーとロベスピエールにそそのかされたデムーランの演説でついにパリで暴動が!ただし、結局暴動が革命となるには(一部でも)軍隊の合流が不可欠であることが明確に描かれている。国家が国家たりえるのは暴力装置を独占しているからなのだから、その独占を打ち砕かなければ革命は成就しえない。(無論、暴力だけでも成就しない)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫
感想投稿日 : 2018年10月14日
読了日 : 2011年10月30日
本棚登録日 : 2018年10月14日

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