死者の代弁者〔新訳版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

  • 早川書房 (2015年4月15日発売)
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感想 : 6
3

エンダーのゲームに引き続き手に取る。面白い部分も多いのだけど、やはり物語に入り込めない薄い膜を感じる。そもそも、入り口のエンダーが悪人とされている時代がまずよく理解できない。バガーを滅ぼしたからなんだろうが、滅ぼさなければよかったと気づいたのは滅ぼしたあとなんだから、必死に戦ったエンダーを悪者にする必要があるのか? 多くの時の中で人々の解釈が変化していったのかもしれないが、よくわからない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2021年
感想投稿日 : 2021年10月16日
読了日 : 2021年10月16日
本棚登録日 : 2021年9月12日

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