不思議な不思議なチェスタトン。
フツーの推理小説ではないな、何だろうこの感じ?
著者名くらいしか知らなかったチェスタトンに興味を持ったきっかけは、ボルヘスの著作で言及されていたから。
もっとホームズ的な、良くも悪くも通俗的推理小説を期待していたらトンデモワールドが待っていたぞと。
(ここでも神=球体が展開されている)
訳が少々古くて読みづらかったのだが、この訳者さんE.ウォーの『ブライズヘッドふたたび』の人ではないか!
あちらが比較的読みやすかったことを考えると、チェスタトンの文章そのものが訳出しづらいのかも?
現在新訳が出ている“ブラウン神父シリーズ”の短編集はぜひ読んでみようと思っている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外文学
- 感想投稿日 : 2013年12月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年12月4日
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