甕のぞきの色 (秋田文庫 19-1)

著者 :
  • 秋田書店 (1997年2月10日発売)
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本棚登録 : 189
感想 : 13
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「朱雀門」
死ぬということは,生きるということ。
しっかりと死ぬためには,しっかりと生きねばならない。

生と死は表裏一体なのだ,というよく耳にする話を,しみじみと理解させてくれた貴重な一冊。

読む前後では,人生に対する姿勢が変わった。
「死」に対する恐怖も和らいだ。
今を,しっかりと生きねば,と思わせてくれた。

死ぬときに,「ああ,生きたのだ」と思っていたい。



勧めてくれた人に感謝。
この先の人生で直接関わることはおそらくないであろうけれど,お互いがちゃんと自分の人生を生きられますように。
この話が,今を大切に生きるための出発点になっていますように。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年10月11日
読了日 : 2017年10月11日
本棚登録日 : 2017年10月11日

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