華氏451度〔新訳版〕 (ハヤカワ文庫 SF フ 16-7)

  • 早川書房 (2014年4月24日発売)
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感想 : 465
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中学生の頃から名前だけ知っていて、ようやく読んだ。
現代を予言しているという評があったけど、これってあれの事では?と思い浮かべる場面が確かにいくつかあった。

ミルドレッドがかじりついてるテレビ壁、映像が目まぐるしく展開し見ることをやめられない…依存とまでは言わないけど、何気なくSNSを開いて延々とスクロールし続けてるのと近いものがある。

川を越えたあたりの、いかに世界が匂いで満ちているか気づくあたりから、ようやくリラックスして読めるようになった。

面白くて一気読みした。
映画を一本観終えたような感じがする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年9月3日
読了日 : 2020年9月3日
本棚登録日 : 2017年6月12日

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