そうか、君は課長になったのか。 (ポケット・シリーズ)

著者 :
  • WAVE出版 (2013年3月20日発売)
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感想 : 35
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・自分はプレイヤーの方が向いている、と思って生きてきたが、最近 直属でない上司にマネジメント職を勧め(?)られた。自分が理想とする課長級の人物像と、実在の課長と、自分の特性と、色々並べて考えてもピンとこない。というわけで、「世が求める課長職」をまずは学ぼうかと手にした。
・言ってほしい言葉がたくさん書いてあり、キモチよくなれる。作者の意図通り受け取れているかは分からない。
→→感想を書いたあとに、他の方の感想を読んだ。それぞれ違うところを心に留めていて、参考になった。
・10年以上前の文だが、いまの社会と大きくは変わらない。改めるなら「お局様」の表現くらいか。
・「(課長は、)プレイングマネージャーにはなってはならない。」強く共感した。しかし、周りはプレイングマネージャーの方が多い。こんなことを言ったら嫌がられるかもしれないが、“具体的な業務をすると、仕事をしている気がして安心する”んだろうか。
自分もマネジメントされて、まだ見ぬ才能を開花させたい…
・前半は、これならぜ〜んぶ日頃から自分が心がけていることだ!課長になっちゃおうかな!ウキウキ!などと浮かれて読んでいたが、後半の社内政治で項垂れた。職場のひとと仕事以外のことを話すのは得意ではない。
・課長のプロ、みたいな職種ってないんだろうか?外部コンサルタントを呼ぶみたいに、外部課長を呼べるサービス。知らないだけでどこかにありそう。外部の方だと、筆者の言う、仕事を離れても深い繋がりが〜というのは難しそうだが。
それに、外部の方では、その企業の事業に熱量を持てないかな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2022年10月1日
読了日 : 2022年9月30日
本棚登録日 : 2022年9月30日

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