Oxford Bookworms Library Level 1 Little Lord Fauntleroy

  • Oxford University Press (2009年3月19日発売)
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4

日本語訳『小公子』
著者 Frances Eliza Hodgson Burnett(フランシス・イライザ・ホジソン・バーネット)
読書期間:1月30日-2月4日

数か月ぶりの英語だったので、リハビリにレベルを落として1から。
レベル分けをせずにちゃんとしたものを読んでいたのですが、
頭がついてきてくれませんでした…。

小公子は、幼稚園の時にハウス食品のアニメで見た記憶がちょっとあるくらいです。
でも小公子よりも次作の『A Little Princess』(日本語訳:小公女)の方が印象に残っています。

さて、内容なんですが覚えている事と言えば、
主人公の男の子の名前が「セディ」って事と、金髪で可愛らしい子って事と位なもので、
話の内容はさっぱり覚えていなかったので、新鮮な気持ちで読めました。



セディだと思っていた名前が、「セドリック」で、「セディ」は愛称でした。
物語はアメリカから始まります。

セドリックは父親が亡くなり、母親と二人暮らし。
弁護士の来訪により、自分がイギリス伯爵家の跡取りである事を知ります。
この伯爵の息子ら(父の兄2人)が亡くなった為、後継ぎがセディしかいなくなったのです。
祖父のドリンコート伯爵はアメリカ嫌い。
セディの母親がアメリカ人で、息子はセディの母親に唆されたと嫌っています。

セディは友人との別れを惜しんで、母親と共にイギリスの祖父の所へ行きます。
祖父と一緒に伯爵家に住みますが、母親とは別々に暮らす事になります。
セディを貴族として、またフォントルロイ卿として育てようとします。
初めは別々に暮らさせていましたが、セディの屈託無い笑顔と態度で祖父の考えが変わっていきます。

ある日、祖父の長男ビーヴィスと結婚したミンナという女性がトムを連れて、
この子が正当なフォントルロイ卿であると主張します。(*セディの父親は三男)
でも、セドリックと違い品の無さに落胆した祖父はセディの母親に会い、
彼女が立派な女性であり、セディが立派に育ったのはこの女性の賜物だと考えを改めます。

一方アメリカに居るセディの友人ディックが客に見せられた新聞で、
ミンナとトムの正体に気付きました。
ミンナはディックの兄ベンジャミンと結婚してトムが生まれました。
これを知ったディックはホッブスとイギリスへ渡り、事の事実を伯爵に伝え、
セディは再びフォントルロイ卿となり、
祖父と母が和解をして暮らす事になりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: littérature américaine
感想投稿日 : 2010年6月24日
読了日 : 2010年6月24日
本棚登録日 : 2010年6月24日

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