ホステスという職業
マキが銀座のホステスになろうと思ったのは、失恋がきっかけだったが、実際は、ミネコとの出会いからだった。銀座でぶつかった女性が彼女だった。二重にしてきたら…という話に整形して彼女と会いなおし、ミネコのヘルプとなった。
銀座の生活は、それまでの会社の生活とは全く違っていて、収入も桁違いなものだった。
黒服のドウメキとのことや、同僚のホステスとの軋轢、上客の「会長」とのこと…リョウという名をもつマキはその世界の中に巻き込まれていく。
銀座のホステスという自分とは無縁の世界は、興味深く、マキが銀座に巻き込まれていきながら、自分をどう保っていこうか思案していく流れは面白い。
2008-02-06
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年4月16日
- 読了日 : 2011年10月16日
- 本棚登録日 : 2015年4月16日
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