元証券アナリストの七森恵子は、現在「金融探偵」業をしている。投資家からの以来を受けて企業を調査するのだ。
5編の連作だが、真壁杏子というクライアントの仕事として一貫している。それは、恵子がアナリストを止めるきっかけになったある事件に結びついてくる。
同じ探偵仲間で恵子に好意を抱くサッカーフリークの如月浩二郎とのコンビで、一連の詐欺事件の全貌があきらかになってくる。そして、クライアントの正体は…。
いつもながら、読みやすい井上尚人で、シリーズ化しそうな雰囲気だ。
題名のクロスカウンターの意味は、最後のお楽しみ。
2009-02-04
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- 感想投稿日 : 2015年2月3日
- 読了日 : 2015年2月3日
- 本棚登録日 : 2015年2月3日
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