初読。しかし本当にそっくりだ。そっくりだからには100%関係があるのだろう。
リンが自分の覚悟をグリードにぶつけるシーンは、その熱量に鳥肌が立った。ランファンの腕は無駄に失われたわけではなかったどころか、若や物事を大きく進めるキーになったと言えよう。そのランファンは早くも次に目を向けている。個人的に、本作に登場する女子の中で安定して幸せになってほしい方々のうちの今のところ筆頭。
ウィンリィとエドの電話のシーンは胸キュンだった。ウィンリィが自覚して以降初のやりとりで、気持ちを素直に伝えられて良かったねぇ…とこちらまでほっこりした。
将を射っちまえの下りは面白かった。それはそうなんだけれど。手に届く距離に有ろうと無かろうと、段取りというものが大事な時もある。あとデン、先生を食べてはいけない。
最後に、書き下ろし短編について少しだけ。家族の団欒は何者にも代え難く尊いものだなと思った。次巻も楽しみ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月12日
- 読了日 : 2019年2月12日
- 本棚登録日 : 2019年2月12日
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