魔法書の姫は恋をする はじまりのキス (角川ビーンズ文庫 62-9)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年4月28日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 9
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薙野ゆいらさんの作品は「金蘭の王国」以来ですが、結構面白かったです。

猪突猛進タイプで超ブラコンのソフィアと、超シスコンでソフィアの前に現れる男はすべて排除する兄フィンレイ、ちょっと心配性ですけど天然なアレクシスの3人が、またいいキャラしてました。

伯爵令嬢とは思えないくらいソフィアが行動的ですし、だんだんアレクシスに惹かれているのもよく分かって、これでソフィアがアレクシスへの気持ちを自覚したら、フィンレイの邪魔にも負けずにがんばってくれそうですけど、それまでのアレクシスは、隠れてフィンレイに意地悪されそうですね。

もふもふの子狼リコスもかわいいです。最後に成長して文字が書けるようになってますが、「お手紙多くて忙しかったの」って、かわいい(^.^)次はどんな成長するのか楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 角川ビーンズ文庫
感想投稿日 : 2011年6月23日
読了日 : 2011年6月24日
本棚登録日 : 2011年6月24日

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