前巻までは本物シレイネ姫は嫌いな女でしたけど、今回読み終わったあとは、兄を愛するかわいい女の子になってました。(やったことは結構ひどいですが)。
何よりシレイネ姫を助けるためにフェルが行った行動は、たぶんおおよそはクロウも予想はしていたと思いますが、まさかズタ袋をかぶって天井からフライパン持って飛び降りてくるとは思わなかったと思います。ほんとやることがおもしろい。お城のみなさまがクロウとセタンタを足止めするために行った作戦の数々にも笑っちゃいました。
こんな奥方様とシレイネ姫だと、誰もが別人だと思わないのかしら?って思いましたけど、シレイネ姫の外見が変わることで、そこは解決?
今はフェルだけが自分の出自を知らない状況ですが、クロウも早く言ってあげればいいのに。めんどくさいのか、この状況を楽しんでいるのかは分かりませんけど、ほっぺにチュウで呆けてるのは確かです(^^ゞ
ただの身代わりだけじゃなくて、なんか別世界の話もからんできそうなのですけど、まずはフェルが自分の出自を知ったときと、クロウが身代わり状態を早くから知っていたというのを知ったときの動揺ぶりを楽しみにしてます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビーズログ文庫
- 感想投稿日 : 2013年9月21日
- 読了日 : 2013年9月21日
- 本棚登録日 : 2013年9月5日
みんなの感想をみる